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【必見】防犯カメラの電源はどこから取るのがベストか設置工事のプロが完全解説!

【必見】防犯カメラの電源はどこから取るのがベストか設置工事のプロが完全解説!

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【必見】防犯カメラの電源はどこから取るのがベストか設置工事のプロが完全解説!

防犯カメラを設置するにあたり、「電源をどこから取るのが最も安定していて、工事費が抑えられるのだろう」と悩む方は少なくありません。この記事では、ACアダプター、PoE、バッテリー、ソーラーなど主要な電源方式のメリット・デメリットから、設置場所ごとの最適な選び方までを完全解説しています。

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防犯カメラの電源をどこから取るか知る前にチェックしておきたい電源方式

防犯カメラを設置する際、最も重要なのが「どこから安定した電源を確保するか」という点です 。電源の取り方次第で、工事の費用や難易度、カメラの性能が大きく変わってきます 。

防犯カメラの電源供給方式は、主に「電源が必要なタイプ」と「電源が不要なタイプ」の2つに分けられます。それぞれの特徴を理解することが、ご自身の設置場所や目的に最適なカメラ選びの第一歩です。以下は、防犯カメラの主な電源方式細かく5つをまとめたものです。

     
  • ACアダプター給電(コンセント式):最も一般的で、家庭用コンセントから電源を取る方式
  •  
  • PoE給電(LANケーブル給電):LANケーブル1本でデータ通信と電力供給を同時に行う、ネットワークカメラ向けの方式
  •  
  • PoC給電(同軸ケーブル給電):同軸ケーブル1本で映像と電力を伝送する、アナログカメラシステムで使われる方式
  •  
  • バッテリー式(充電式):内蔵バッテリーに充電して動作させ、完全に配線工事が不要な方式
  •  
  • ソーラーパネル式:太陽光で発電した電力をバッテリーに蓄えて動作させる、電気代のかからない方式

ここでは、上記5つの防犯カメラの電源方式について、それぞれの詳しい仕組みやメリット・デメリットを解説していきます。

ACアダプター給電(コンセント式)

ACアダプター給電は、現在最も広く使われている防犯カメラの電源供給方法です 。携帯電話を充電するように、家庭にあるコンセント(AC100V)に専用のアダプターを差し込み、カメラが使う直流電源(通常DC12V)に変換して電力を供給する仕組みです 。

ACアダプター給電の最大のメリットは、24時間365日、電力の供給が安定することです 。常に映像を記録し続ける「常時録画」が必要な店舗や駐車場などに最適で、停電以外で動作が止まる心配がありません 。

初期コストが比較的安く抑えられ、消費電力の大きな高画質・高機能なカメラでも問題なく使用できるのも大きな特徴です 。デメリットは、カメラの設置場所がコンセントの近くに限定されてしまう点です 。

コンセントが遠い場所に設置したい場合、電気工事士による配線工事が必要になることがあります 。屋外に設置する際は、コンセントやアダプター部分に雨水が浸入しないよう、ショートや感電を防ぐための徹底した防水対策が必須になります 。屋外に設置する場合は、以下の3点に特に注意が必要です 。

     
  • 防水コンセントの使用
  •  
  • コンセント抜け防止対策
  •  
  • ケーブルの保護

防水コンセントの使用は、防水・防塵性能を示すIP規格を確認し、設置環境に適した防水性能を持つコンセントを選びましょう 。コンセント抜け防止対策としては、ロック機能付きのカバーを使用したり、コンセントが目立たない場所に設置する対策が有効です 。

ケーブルの保護は、配線をFP管やケーブルカバーで保護し、紫外線や雨による劣化を未然に防ぎます 。

PoE給電(LANケーブル給電)

PoE(Power over Ethernet)給電は、LANケーブル1本で映像データの伝送と電力供給を同時に行う技術です 。例えるなら、スマートフォンのUSB Type-Cケーブル一本で充電と通信が同時にできるような仕組みです 。PoEスイッチングハブやPoEインジェクターといった専用の機器を使用して実現する方式です 。

最大のメリットは、電源ケーブルと映像ケーブルを別々に配線する必要がなく、配線が極めてシンプルになることです 。電気工事士による電源配線工事が不要になるため、工事費用を削減できるのが魅力です 。

コンセントの有無に左右されず、LANケーブルが届く場所であればどこでも設置できるため、設置場所の自由度が高まります 。PoEスイッチングハブを使えば、複数の防犯カメラの電源を集中して管理できる利点もあります 。

ただし、PoE対応の専用機器が必要になるため、初期投資が高額になる点がデメリットです 。LANケーブルの規格上、標準での配線距離は最大100mまでという制限があります 。高機能なカメラは消費電力が大きいため、PoE規格の電力供給の上限を超えて電力不足になる可能性があるため注意が必要です 。

ケーブルの品質が悪い場合や長距離配線では、電力損失によりカメラの動作が不安定になるリスクも考えられます 。PoEには、電力供給能力の違いによって複数の規格が定められています 。カメラの消費電力に応じた適切な規格を選ぶことが大切です。

PoC給電(同軸ケーブル給電)

PoC(Power over Coaxial)給電は、同軸ケーブル1本で映像と電力を同時に伝送する技術です 。アナログカメラやAHD/TVI/CVI規格といった高解像度のアナログカメラシステムで使用されます 。電源ユニットを搭載したレコーダーから、同軸ケーブルを通じてカメラへ電力が送られる仕組みです 。

PoC給電のメリットは、同軸ケーブル一本で電源と映像が送れるため、配線作業が非常に簡単になる点です 。すでに同軸ケーブルが敷設されている建物であれば、既存の配線をそのまま活用できるため、配線工事の手間やコストを大幅に削減できます 。

配線距離が長くても安定した給電が可能で、製品によっては最大500mまで対応できるものがあるのも特徴です 。カメラごとにACアダプターが不要になるため、タコ足配線による発火のリスクを低減できるのも大きな利点です 。

デメリットとしては、PoC給電に対応したレコーダーまたは電源ユニットの設置が必要になるため、専用の機器が必要な点が挙げられます 。PoEと同様に電力供給能力に制限があり、PoC.atで最大30Wまでという制限があります 。

最も注意すべき点は、ネットワークカメラ(IPカメラ)では使用できず、アナログカメラ専用の方式であることです 。

バッテリー式(充電式)

バッテリー式防犯カメラは、内蔵されたリチウムイオンバッテリーに充電した電気で動作するため、電源ケーブルが一切不要なのが大きな特徴です 。これは、モバイルバッテリーでスマートフォンを動かすのと同じ仕組みです 。

最大のメリットは、電源ケーブルもLANケーブルもいらない「完全配線不要」であることです 。コンセントの有無に関係なく、電源の確保が困難な場所や、工事をせずに手軽に設置したい場所にどこでも設置が可能です 。

配線工事が不要なため、DIYでの設置も可能となり、工事費用がかからない点も魅力です 。災害や停電時にも、バッテリー残量がある限り録画を継続できるという点も心強い利点です 。

デメリットは、バッテリー残量を確認し、定期的に充電する手間がかかることです 。常時録画には向いておらず、動体を検知した時だけ録画する「動体検知録画」での使用が基本となります 。長期の旅行などで不在にする場合、バッテリー切れのリスクがあるため不安が残ります。

バッテリーを内蔵している分、初期コストがやや高くなる傾向があることも認識しておきましょう。バッテリーの稼働時間は容量によって異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです 。

     
  • 5,200mAhの場合:1日20回の検知録画で約6ヶ月稼働可能製品あり
  •  
  • 9,000mAhの場合:動体検知モードで約90日稼働可能製品あり
  •  
  • 15,000mAh以上の場合:さらに長期間の稼働が可能

常時録画モードで使用すると、上記の稼働時間から大幅に短くなるため、注意が必要です。

ソーラーパネル式

ソーラーパネル式は、カメラに接続された小型のソーラーパネルで太陽光を発電し、電力を内蔵バッテリーに蓄えてカメラを動作させる仕組みです 。太陽光発電システムの小型版のように、日中に太陽の力で充電し、夜間はバッテリーの電力でカメラが動作する方式を意味します。

最大のメリットは、電気代が一切かからないことです 。太陽光を利用するため、電源ケーブルやLANケーブルが不要な「完全配線不要」で、設置が非常に簡単な方式です 。長期間にわたってメンテナンス(充電の手間)が不要になるため、電源確保が難しい山間部や農地などにも適しています。

停電時や災害時にも、天候さえ良ければ発電を継続し、監視を続けられる点も大きな強みです 。デメリットとしては、天候に左右される点があげられます 。曇りや雨の日が続くと十分に充電ができず、カメラの動作が不安定になる可能性があります 。

安定して稼働させるには、ソーラーパネルを日当たりの良い場所に設置が必要です 。ソーラーパネルとバッテリーを搭載している分、初期コストが高くなる傾向にあります 。景観を損なう可能性があるという設置場所の美観に関する問題も考慮しましょう。

安定した監視を継続するためには、ソーラーパネルの発電能力とバッテリー容量のバランスが非常に重要です。

設置場所別:防犯カメラの電源の取り方

防犯カメラの電源の取り方は、設置する場所の環境によって最適な方法が大きく異なります。屋内に設置するのか、それとも屋外の電源がない場所に設置するのかによって、選ぶべき防犯カメラの給電方式が変わってくるからです。設置場所別:防犯カメラの電源の取り方

防犯カメラの電源の取り方は、カメラを設置する場所の環境によって最適な方法が大きく異なります。屋内に設置するのか、それとも屋外の電源がない場所に設置するのかによって、選ぶべきカメラの給電方式が変わってくるからです。

防犯カメラの設置場所に応じて適切な電源方式を選ぶことが、安定した稼働と工事のコスト削減に繋がります。以下に、主な設置場所と最適な電源方式をまとめました。

     
  • リビング・玄関・廊下:ACアダプター給電、バッテリー式
  •  
  • オフィス・店舗:ACアダプター給電、PoE給電
  •  
  • 玄関周り・駐車場:ACアダプター給電、PoE給電、バッテリー式
  •  
  • 庭・ガレージ・農地:バッテリー式、ソーラーパネル式
  •  
  • 資材置き場・工事現場:バッテリー式、ソーラーパネル式

ここでは、それぞれの設置場所に合わせた具体的な電源の取り方について、詳しく解説します。

リビング・玄関・廊下

家の中のリビング、玄関、廊下といった屋内にカメラを設置する場合、最も手軽で安定性の高いACアダプター給電(コンセント式)を選ぶのが最適です。屋内の多くにはコンセントが設けられているため、カメラに付属のACアダプターを差し込むだけで、24時間365日安定して電源を供給できます。

常に監視したい場合に最も確実な方法です。もし配線を隠したい、またはコンセントから離れた場所に設置したい場合は、バッテリー式(充電式)が候補になります。充電式であれば完全に配線が不要なため、工事なしで好きな場所に設置できるという利点があります。

ただし、充電の手間や稼働時間に制限があるため、常時録画ではなく動体検知録画での運用が基本となることを覚えておきましょう。屋内にACアダプター給電で設置する際は、配線モールなどを使用し、配線が見えないように工夫することが大切です。

コンセントやコードが家具の陰にならないか、動線を妨げないかも確認してください。電源コードを切断されるリスクを避けるため、コードが見えにくい位置に設置しましょう。

オフィス・店舗

オフィスや店舗といった業務用の場所では、常時録画による継続的な監視が必要になるため、安定した電源供給が必須となります。ACアダプター給電またはPoE給電(LANケーブル給電)が適しています。既存の電源設備を利用できるACアダプター給電は、初期コストを抑えられる方法です。

PoE給電は、複数のカメラを設置する場合に有効です。LANケーブル一本でデータ通信と電力をまかなえるため、配線が非常にシンプルになります。天井裏や壁の中など、配線作業が複雑になりがちな場所でも、電源工事を伴わずに設置場所の自由度を高められるメリットがあります。

多数のカメラを集中管理する場合、PoEスイッチングハブを導入することで、電源管理の手間を大幅に削減可能です。オフィス・店舗でPoE給電を活用する際のポイントは、以下のとおりです。

     
  • ケーブル規格の確認
  •  
  • ハブの設置場所
  •  
  • 配線距離の制限

ケーブルは、使用するカメラの消費電力に合ったPoE規格(PoE、PoE+、PoE++)を選ぶようにします。PoEスイッチングハブは、熱を逃がしやすい場所に設置することで、安定動作を確保可能です。LANケーブルの標準配線距離は最大100mであるため、距離が長くなる場合は注意しましょう。

玄関周り・駐車場

玄関周りや駐車場といった屋外で防犯カメラを使用する場合、電源の確保が難しくなることがあります。カメラの近くに屋外コンセントがあれば、最も安定性の高いACアダプター給電を選択できますが、防水対策を徹底しなければなりません。

コンセントから防犯カメラまでの配線が目立たないように、美観への配慮も重要です。コンセントが近くにない場合は、PoE給電を検討してください。家の中からLANケーブルを屋外へ引き込めれば、新たに電源工事をする必要がありません。

電源工事が不可能で、どうしても配線を避けたい場所には、バッテリー式のカメラが有効です。人や車の動きを検知した時だけ録画する設定にすれば、バッテリーの持ちを良くできます。防犯カメラの屋外設置におけるACアダプター給電の注意点は、以下の3点です。

     
  • 防水処理の徹底
  •  
  • 専用配線工事
  •  
  • ケーブルの保護

防水処理は防犯カメラ本体だけでなく、ACアダプターやケーブル接続部分にも防水ケースを使用するなどの対策をしてください。屋外コンセントがない場合は、電気工事士による電源増設工事が必要となります。

屋外のケーブルは、紫外線による劣化や、第三者による切断を防ぐために、配線を保護管に通して露出を最小限に抑えましょう。

庭・ガレージ・農地

庭や広大な農地、ガレージのように電気配線が一切届かない場所に防犯カメラを設置するケースでは、バッテリー式かソーラーパネル式が主要な選択肢となります。電源の確保が難しい場所は、電源工事を行うことが非常に困難であり、コストも高くなりがちです。

バッテリー式は、設置が非常に簡単であるものの、定期的な充電が必要な点がネックです。ソーラーパネル式は、太陽光で自動的に充電されるため、一度設置してしまえば充電の手間がほぼかからないというメリットがあります。

農地や広範囲を監視したい場所では、電源を気にせず運用できるソーラーパネル式が有効な手段です。ただし、安定した発電のため、日中に十分な日当たりが得られる場所にパネルを設置することが不可欠です。

天候不良の日が続いても動作できるよう、予備電源となるバッテリー容量に余裕を持たせる必要があります。人目に付きにくい場所に設置する場合、防犯カメラやパネル自体が盗難されないような固定方法を検討することが大切です。

資材置き場・工事現場

資材置き場や建設工事現場は、常に場所が変わり、防犯カメラの電源の引き込みが難しい一時的な設置場所である場合が多いです。盗難や事故の監視のため、24時間体制の監視も求められます。長時間の監視が必要な環境では、バッテリー式やソーラーパネル式が最も柔軟に対応できる電源方式です。

ソーラーパネル式は、一度設置すれば長期間にわたり電源供給の心配がいらないため、現場の移動がない限りは非常に便利です。バッテリー式も設置の自由度が高く、必要な期間だけピンポイントで監視したい場合に役立ちます。

工事現場の出入り口など、常に監視が必要な場所では、大容量バッテリーとソーラーパネルを組み合わせたシステムが安定します。ただし、過酷な環境に耐えられるよう、耐候性と耐久性の高い防犯カメラやパネルを選びましょう。

現場の状況に応じて防犯カメラを移動させる可能性があるため、設置・撤去が容易なシステムを選ぶのが望ましいです。現場によってはインターネット回線がないこともあるため、SIMカード内蔵型のカメラなど、通信方法も考慮に入れて選定しましょう。

防犯カメラの電源方式の選び方フローチャート

防犯カメラの電源方式にはさまざまな種類があるため、ご自身の環境や目的に合った最適なものを選ぶのは難しいと感じるかもしれません。電源工事の必要性や、配線の手間は、設置計画を左右する大きな要因となります。

そこで、前述で解説した5つの電源方式の中から、最も適切なものを選ぶためのフローチャートを用意しました。フローチャートに従って質問に答えるだけで、最適な給電方式をスムーズに絞り込めます。

上のフローチャートは、防犯カメラを設置する場所の状況や、実現したい監視のレベルに応じて、ACアダプター式、PoE式、PoC式、バッテリー式、ソーラーパネル式のいずれの電源方式が最適かを判断できるように設計されています。

「常時録画が必要か」という最も重要な監視ニーズから判断を始めます。常時録画が必要な場合は安定供給が可能な有線式へ進み、不要であれば無線式(バッテリー式・ソーラー式)へと進む構成です。

安定性と工事の手間のバランスを考慮しながら、ご自身に最適な方式を判断するための参考情報として活用してください。

防犯カメラの電源の取り方におけるよくある失敗例と注意点

防犯カメラの電源方式を選ぶ際に、どれだけ慎重に検討しても、設置後に予期せぬトラブルや後悔が生じるケースは少なくありません。電源に関する失敗は、防犯カメラの録画が途切れるなど、防犯機能の低下に直結してしまいます。

以下は、防犯カメラの電源の取り方におけるよくある失敗例です。

     
  • 電源容量不足:カメラの必要電力がアダプターやPoEハブの供給能力を超えてしまう
  •  
  • 配線距離を考慮しなかった:ケーブル長が長すぎることによる電圧降下や信号劣化
  •  
  • 屋外の防水対策不十分:屋外設置時に雨や湿気によりショートや故障が発生する
  •  
  • バッテリー式の稼働時間を過信:カタログ値と実際の使用状況の差により、バッテリー切れとなる
  •  
  • ソーラーパネルの日照条件を確認しなかった:日当たり不足により、バッテリーが十分に充電されない

ここでは、安定した運用を実現するために、防犯カメラの電源の取り方でよくある5つの失敗例と、それらを回避するための重要な注意点について解説いたします。

失敗例1:電源容量不足

電源容量不足は、防犯カメラが正しく起動しない、夜間になると赤外線LEDが点灯せず映像が真っ暗になるなど、不安定な動作を引き起こす大きな原因となります。高画質なカメラや、PTZ(パン・チルト・ズーム)機能付きのカメラは消費電力が大きいため、注意が必要です。

電源容量不足による失敗は、防犯カメラ本体の消費電力に対して、ACアダプターやPoEスイッチングハブが供給できる電力が不足している場合に発生します。消費電力の大きな高機能カメラを、PoE規格の電力供給上限(例:PoE規格の15.4W)を超えて接続すると、システム全体が不安定になるリスクがあります。

失敗例2:配線距離を考慮しなかった

配線距離を十分に考慮しなかった場合、ケーブルが長すぎることで電力の損失(電圧降下)が発生する失敗例があります。遠い距離まで電気を送る間に力が弱くなってしまうような現象です。

PoE給電やPoC給電では、LANケーブルや同軸ケーブルの標準的な伝送距離(通常100m)を超えてしまうと、電圧降下によってカメラが動作しなくなったり、映像が不安定になったりする可能性があります。

長距離配線が必要な場合は、延長用の専用機器を使用するか、最初から距離制限の少ないPoC給電方式を採用するなど、適切な対策が必要です。ケーブルの品質が悪いと、距離に関わらず電力損失やノイズが発生する原因にもなります。

失敗例3:屋外の防水対策不十分

屋外にACアダプター式やPoE式の防犯カメラを設置する際、電源周りの防水対策が不十分だと、雨水や結露によってショートや故障が発生してしまう失敗例が多く見られます。

防犯カメラ本体は防水仕様でも、ケーブルの接続部やACアダプターが雨ざらしになっていると、浸水してカメラが停止するだけでなく、火災や感電の原因にもなりかねません。屋外コンセントを使用する場合は、必ず防水コンセントボックスや防水カバー付きの電源タップを使用しましょう。

アダプターや接続端子を完全に雨から守る必要があります。配線を壁内に通せない場合は、紫外線や雨風による劣化を防ぐため、保護管(PF管やCD管)に通して設置するのが専門的な施工の基本です。

失敗例4:バッテリー式の稼働時間を過信

バッテリー式の防犯カメラは配線が不要で手軽ですが、カタログに記載されている稼働時間を過信し、すぐにバッテリー切れを起こす失敗はよくあります。カタログ値はメーカーが定めた特定のテスト環境下での最長稼働時間を示すことが多く、実際の使用環境とは異なる場合も少なくありません。

実際の稼働時間は、カメラの録画頻度や時間、夜間の赤外線LEDの使用頻度によって大きく変動します。赤外線LEDを点灯させる夜間監視は、昼間に比べて多くの電力を消費するため、バッテリーの持ちが極端に悪くなる場合があります。

常時録画モードで使用すると、数日で電池切れになることも珍しくありません。

失敗例5:ソーラーパネルの日照条件を確認しなかった

ソーラーパネル式カメラを設置したものの、安定して稼働しないという失敗は、日照条件の見誤りによって生じます。建物の陰になる場所や、隣接する木々の葉がパネルを覆ってしまうような場所に設置してしまうと、発電量が極端に低下し、バッテリーが十分に充電されないことも。

曇りの日や冬場のように日照時間が短くなる季節には、充電不足が顕著に現れます。設置の際は、午前中から夕方まで、パネル全体に直射日光が当たり続ける南向きの場所を選ぶことが安定運用の絶対条件です。

防犯カメラの電源トラブルの予防策

防犯カメラを安定して長期運用するには、設置後の電源トラブルを未然に防ぐことが非常に重要です。前述の通り、電源容量不足や防水対策の不備など、小さな見落としが重大な監視の中断につながることもあります。

防犯カメラが最も必要とされる瞬間に録画できていないという事態を避けるため、予防策を講じましょう。電源トラブルの発生を抑制し、防犯カメラの機能を最大限に発揮させるための予防策は、以下の3点です。

     
  • 定期的なメンテナンス
  •  
  • 停電対策
  •  
  • 施工品質の確保

上記の予防策は、設置後の安心感を高め、カメラを長持ちさせることにつながります。ここでは、それぞれの予防策について詳しく解説します。

定期的なメンテナンス

防犯カメラの電源トラブルを予防する上で、定期的なメンテナンスは欠かせません。防犯カメラは屋外に設置されることが多いため、雨風や紫外線による部品の劣化が避けられないからです。バッテリー式やソーラーパネル式では、日常の点検が安定稼働に直結します。

定期的に確認すべきメンテナンス項目は、つぎのとおりです。

     
  • バッテリー残量の確認:バッテリー式のカメラは、残量が減っていないかこまめにチェックが必要
  •  
  • 防水状態の点検:屋外カメラの接続部やACアダプターが濡れていないか、防水ボックスに異常がないかを確認
  •  
  • ソーラーパネルの清掃:パネル表面に付着した汚れや落ち葉は発電効率を下げるため、定期的に拭き取ることが大切
  •  
  • ケーブルの劣化チェック:配線にひび割れや被覆の剥がれがないか、屋外配線を念入りにチェック

防犯カメラの動作確認や機器の点検は、予期せぬ録画停止を防ぐための重要な予防策となります。

停電対策

災害や事故による停電は、常時監視が必要な防犯カメラにとって最大の弱点です。電源供給が途絶えてしまうと、肝心な時に監視記録が途切れることになってしまいます。リスクに備えるためには、停電時にも電力を供給できる仕組みを導入することが最善の対策です。

ACアダプター給電やPoE給電のように安定した電源を前提とするシステムには、UPS(無停電電源装置)の導入が推奨されます。UPSは、電源が遮断されても一時的にバッテリーから電力を供給する装置で、システムを停止させずに録画を継続させることが可能です。

有線式のシステムと並行して、バッテリー式のカメラを併用することも有効な対策となります。

施工品質の確保

防犯カメラの電源トラブルの多くは、設置工事の段階での設計ミスや施工不良に起因しています。電源容量の計算ミスや、屋外配線での防水処理の不備は、素人には判断が難しく、専門知識が必要な領域です。長期的に安定稼働させるためには、初期の施工品質を確保することが最も重要になります。

専門的な知識を持つ電気工事士に依頼することで、前述の電源容量不足や配線距離による電圧降下の問題を確実に回避できます。プロの業者は、設置環境に適したケーブルの選定や、屋外での防水対策を徹底して行うことが可能です。

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よくある質問

防犯カメラの設置をご検討される際、電源の取り方以外にも、運用やコストに関して多くの疑問が生じるものです。ここでは、お客様から寄せられることの多い、防犯カメラに関する一般的な質問にお答えします。

ご不明な点や不安な点が解消されない場合は、電翔の専門スタッフまでご遠慮なくご相談ください。

Q

防犯カメラが動いてるか確認する方法は?

A

防犯カメラが正常に動作しているかを確認する最も確実な方法は、録画映像をチェックすることです。カメラ本体のランプが点灯しているかや、レコーダーが動いているかを見る方法もありますが、実際に映像が鮮明に記録されているかを確認するのが最も確実です。ネットワークカメラの場合、スマートフォンやパソコンの専用アプリを通して、リアルタイムで映像を確認することもできます。

Q

防犯カメラを24時間つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?

A

防犯カメラの電気代は、機種や機能によって大きく異なります。一般的に、常時録画で24時間つけっぱなしにした場合の消費電力は非常に低く、カメラ本体の電気代は年間で数百円から数千円程度となる場合が多いでしょう。しかし、PoEハブやレコーダーなど周辺機器も常時稼働させるため、システム全体で見るともう少し電気代は高くなります。電翔では、お客様のニーズに合わせ、省エネ性能も考慮した最適な機種選定をご提案することが可能です。

Q

戸建てに防犯カメラを設置するデメリットは?

A

戸建てに防犯カメラを設置するデメリットとして、主に初期費用がかかること、プライバシーへの配慮が必要になる点です。隣家の敷地や公道を不必要に撮影しないよう、カメラの角度調整や設置場所に細心の注意を払う必要があります。適切な角度で設置しないと、近隣トラブルの原因になることもあります。

まとめ

この記事では、「防犯カメラの電源をどこから取るか」という疑問に対し、ACアダプター給電、PoE給電、PoC給電、バッテリー式、ソーラーパネル式という5つの電源方式の仕組みや、設置場所ごとの最適な選び方を詳しく解説しました。電源の確保は、カメラの安定した運用と防犯機能の維持に不可欠です。

電源容量不足や屋外での防水対策の不備など、よくある失敗例とその予防策もご理解いただけたと思います。安定した監視を長期間継続するためには、初期段階での専門的な知識に基づいた設計と確実な施工が最も重要になります。

ご自身での設置に不安を感じる場合や、失敗を避けたい場合は、プロの業者へ依頼するのが賢明な判断です。電翔は、年間10,000件以上の施工実績と、電気工事士の資格を持つプロフェッショナルが在籍する、防犯カメラ設置工事の専門家集団です。

お見積もり後の追加料金なしの分かりやすい料金体系と、お客様目線に立った丁寧な接客で、ご家族の安心を守る最適な防犯対策をご提案しています。配線の美しさやカメラの性能を最大限に引き出す電源工事は、プロにお任せいただくのが一番です。

お客様の暮らしに合わせた最適な防犯カメラの設置は、信頼と実績の電翔にぜひご相談ください。

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