テレビアンテナの混合器がどのようなもので、どのように設置すればよいのか分からない方へ向けてアンテナ工事のプロが分かりやすく解説します。
最初にテレビアンテナの混合器の基礎的知識を解説し、購入の際の適切な選び方をご紹介します。
混合器、またはアンテナミキサーとも呼ばれるこの装置は、地上デジタル放送とBS/CS放送などの異なる電波を一つにまとめる役割があります。これは、複数のアンテナケーブルをテレビまで伸ばすと、配線がごちゃごちゃして見栄えが悪くなることを防ぐためのものです。混合器を使用することで、地上デジタル放送とBS/CS放送を切り替えながら、1台のテレビで簡単に視聴できるようになります。
また、混合器は、地デジとBS/CSの2つのアンテナがある家庭で使われる部材です。混合器によっては分配器としての機能を合わせ持つものもあります。例えば、地上波テレビ放送や衛星放送(BS・CS)を、自宅のテレビで視聴する為には、それぞれの電波を受信する機器が必要です。混合器を使用して受信した複数の電波を1本の同軸ケーブルでテレビへ配線する事で、地上波と衛星放送のチャンネルを見られます。
一般的に、アンテナから受信する電波には強弱があるので、アンテナの設置位置によって屋内に設置するのか屋外に設置するのかで、電波の強弱が異なります。電波が弱い場合には、増幅器を使用して受信した電波信号を増強させてから混合器に接続するという方法もおすすめです。
以上のように、混合器はテレビ視聴の便利さを高めるための重要な装置であり、その使用方法や選び方を理解することで、より快適なテレビライフが実現します。
テレビアンテナ混合器の選択は、使用するアンテナの種類、設置環境、そして視聴したい放送内容によります。地デジとBS/CSの信号を混合する場合、それぞれの信号を適切に混合できる混合器を選ぶ必要があります。また、屋内設置と屋外設置では耐久性や防水性を考慮する必要があります。
価格帯も重要な選択基準の一つで、一般的には5,000円から10,000円程度の製品が多く見られます。さらに、混合器の選択においては、ハイシールドマークが表示されている製品を選ぶことも一つのポイントです。これは、他の電波の妨害を受けにくい構造をした商品を示し、安全性が認められた商品です。また、4K8Kを視聴する場合は3224MHz対応の混合器を選ぶことが推奨されます。
また、高価格の混合器は機能面でも安定しており、シールド構造でダブルシールド・トリプルシールドや4K8K衛星放送の周波数帯域の2224~3224MHzに対応している製品もあります。
以上の情報を参考に、自分のニーズに最も合った混合器を選ぶことが重要です。なお、テレビアンテナの混合器に関する選び方などのご質問は電翔にて受け付けております。より詳しいご案内をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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地デジとBS/CSの混合器の違いについて、それぞれの信号の周波数帯が異なるため、混合器もそれぞれ専用のものが必要です。地デジの周波数帯はUHF帯(470MHz~770MHz)、BS/CSの周波数帯は12GHz~18GHzとなります。これらの信号を適切に混合するためには、それぞれの信号に対応した混合器を選ばなければなりません。
さらに具体的には、混合器は地デジとBS/CSアンテナから延びる二本のケーブルを一本のケーブルにまとめ、地デジと衛星放送のケーブルを混合して送信します。これにより一本のケーブルで配線や機器をシンプルにし、コストを大幅に軽減する他、トラブルのリスクも抑えることも可能。また、混合器は基本的に地デジ、BS/CSのケーブルを接続する2個の入力端子と、双方の電波をまとめて一本のケーブルで送信するための1個の出力端子がついています。
一方、分波器は混合器によって一本のケーブルにまとめられた地デジ、BS/CSの電波を再度、二本のケーブルに分配する役割を担います。これは、テレビやレコーダーなどの受信機器の大半には地デジ、衛星放送(BS/CS)のチューナーが内蔵されており、それぞれ別個のチューナー入力端子が設置されているためです。
以上のように、混合器と分波器はそれぞれ異なる役割を果たし、地デジとBS/CSの信号を適切に処理するために必要な機器となります。
混合器の価格帯は先述のとおり5,000円~10,000円前後が多いですが、この範囲内での選択は、その性能や品質に大きく影響します。低価格の混合器は、必要最低限の機能を備えており、特にこだわりがない方や地上波とBS/CS衛星波をまとめるだけの目的であれば十分です。しかし、防塵・防滴が十分でなかったり、シールド構造になっていなかったりするため、屋外に設置する場合は機能で選ぶことをおすすめします。
一方、高価格の混合器は機能面でも安定しており、保証もしっかりしているケースが多いです。シールド構造でダブルシールド・トリプルシールドに対応していたり、4K8K衛星放送対応したりするものなど、機能的に優れています。特に、屋外に設置する場合や4K8K放送を視聴する場合は、防塵・防滴性能や劣化しにくい素材が使用されている高価格の混合器がおすすめです。
このように価格帯と性能のバランスを考え、最適な混合器を選ぶことが重要です。
テレビアンテナの混合器は電翔でも取り扱っていますので、価格帯などご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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混合器は、別々のアンテナから送られてきた電波をまとめる機械で、その劣化はテレビの映像や音声の乱れとして現れます。混合器が劣化すると受信レベルも下がり、不要な電波が混在する可能性があります。これが頻繁に起こるようであれば、新しい混合器に交換するか、ケーブルを2本線にして分波器のみで対応する方法といった対応が必要です。
混合器は屋外用や特定地域用など種類も多く、比較的耐久性も高いと言われていますが、他のアンテナ周辺機器と同様に劣化します。特に屋外用は防水性もありますが、長い年月に渡って放置していれば錆の発生も不安要素です。特に混合器は2つの電波を屋外で1つの電波にまとめケーブルで送るので、屋外に設置されていることが多く、雨や風、ほこりによって故障をしてしまう事があります。
また、混合器によっては屋内用の製品があり、屋内用を屋外で使用してしまうと当然ながら再び故障の原因となりますし、混合器についているカバーが全体を覆いつくせていないものだと、防塵・防滴効果が低い場合があるのでご注意ください。
さらに、4K8K放送を視聴する場合は、混合器も対応品を使用する必要があります。基本的に、4K8K放送を視聴するためには対応のテレビと専用アンテナのほかに分配器、ブースター、混合器などが必要です。もし4K8K放送を視聴している場合は、混合器などの部材もそれに対応しているか確認しましょう。
ご自身での判断が難しい場合は、電翔で対応いたしますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
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つぎにテレビアンテナの混合器の正しい設置方法と注意点について解説します。
正しい設置方法は、アンテナからのケーブルを混合器の入力端子に接続し、混合器の出力端子からテレビへのケーブルを接続するという手順です。この接続により、複数のアンテナからの信号を一つのケーブルでテレビに送信できます。
混合器の設置場所は、アンテナポール、屋根裏、ベランダなど様々です。アンテナポールに設置する場合は、UHFケーブルとBS/CSケーブルを混合器の入力端子に接続し、出力端子から屋内にケーブルを配線します。屋根裏に設置する場合は、UHFケーブルとBS/CSケーブルを屋根裏に引き込み、混合器の入力端子に接続し、出力からテレビへ接続します。ベランダに設置する場合は、混合器をベランダ用の取り付け金具で設置し、入力端子にケーブルを繋ぎ、出力端子からのケーブルを屋内に引き込み、テレビに接続します。
また、混合器の接続には、ブースター、分配器、分波器が必要になる場合もあります。その他、4K対応のBS/CSアンテナを設置する場合は、混合器だけでなく分配器や分波器、ケーブルも4K対応品へ交換が必要です。
もし、テレビアンテナの混合器の設置や接続にお困りでしたら電翔が迅速対応いたします。下記よりご連絡くださいませ。
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混合器の設置場所は、信号の品質を最大限に引き出すために重要です。混合器はアンテナから近いほど信号の損失が少なく、画質や音質が良くなります。しかし、屋外設置の場合は防水ケースが必要となり、また雷などの影響を受けやすいため、適切な場所を選ぶ必要があります。
混合器の選択基準は、設置場所と見たい電波に対応しているかどうかです。混合器には「屋外用」と「屋内用」があります。屋内用は防水加工されていないため、屋外で使用すると雨が混入して故障する可能性があります。そのため、設置場所に合わせて適切な混合器を選ぶことが重要です。
また、混合器の設置は専門的な知識と技術を必要とするため、安全性を考慮して専門業者に依頼することを推奨します。電翔で対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
電翔へテレビアンテナの混合器の設置を依頼する
ここでは、参考例として屋根裏やベランダに設置する場合の手順を以下のように解説します。
屋根裏設置: UHFケーブルとBS/CSケーブルを屋根裏に引き込み、混合器の入力端子に接続します。混合器の出力からテレビへ接続します。屋根裏への配線は、ベランダの軒下や外壁に穴をあけ、天井を通してケーブルを引き込みます。
ベランダ設置: アンテナがベランダにある場合は、混合器をベランダ用の取り付け金具で設置します。混合器をベランダの手すりに設置し、混合器の入力端子にケーブルを繋ぎます。スイッチを入れた後、出力端子からのケーブルを屋内に引き込み、テレビに接続します。
なお、いずれの場合も電波の受信環境によっては、ブースター、分配器、分波器が必要になる可能性があります。また、混合器の設置が屋根の上など高所の場合は、危険が伴うため、ぜひ、アンテナのプロである専門業者をご利用ください。電翔は予約の空き状況により即日対応も可能です。
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混合器とブースターの組み合わせは、特に信号強度が弱い環境や、ケーブルの長さが長い場合に有効です。ブースターは信号を増幅する役割を果たし、混合器と組み合わせることで、複数のアンテナからの弱い信号を強化してテレビに送ることができます。ただし、ブースターの使用は信号の品質を下げる可能性もあるため、必要な場合のみ使用することが推奨されます。
また、混合器とブースターの設置位置や接続方法によっても、その効果は変わります。例えば、混合器は基本的にアンテナのポールに設置し、アンテナケーブルは混合器の入力端子に接続されます。一方、ブースターは混合器からの信号を受け取り、その信号を増幅して出力します。このように、混合器とブースターの適切な組み合わせと設置方法により、最適なテレビ視聴環境を実現可能です。
つづいて、テレビアンテナの混合器のトラブルシューティングとして、故障の兆候や対象方法、効果的なメンテナンス、修理などをご紹介します。
混合器の劣化や故障の兆候は、テレビの映像や音声の乱れ、チャンネルが見られないなどがあります。特に、混合器が劣化すると受信レベルも下がり、不要な電波が混在する可能性があります。これにより、混信障害を起こしてしまう場合もあり、効率良く電波を受信できなくなるため、安定した映像が見えなくなる可能性があります。
これらの症状が現れた場合、まずは混合器の接続を確認し、ケーブルが適切に接続されているかを確認します。それでも問題が解決しない場合は、混合器の故障の可能性が高いです。混合器の劣化で不具合を発見したら、新しい混合器に交換するか、ケーブルを2本線にして分波器のみで対応する方法もご検討ください。
また、混合器の故障は、雨や風、ほこりなどによって発生することがあります。特に屋外に設置されている混合器は防塵・防滴仕様になっていることが重要です。混合器が壊れている場合には混合器の交換によって修理を行いますが、新たに接続をする混合器は防塵・防滴仕様になっているかをきちんと確認しましょう。
混合器が劣化すると受信レベルも下がり、不要な電波が混在するかもしれません。必要のない電波を遮断することが難しくなるため、混信障害を起こしてしまう場合もあるでしょう。効率良く電波を受信できなくなるので、安定した映像が見えなくなります。
そのため混合器の劣化で不具合を発見したら、新しい混合器に交換する、もしくはケーブルを2本線にして分波器のみで対応する方法などで解決可能です。なお、交換する際は、ここまで解説したように、設置場所や使用用途によって適切な製品を選ぶ必要があり、よく確認しないで使用してしまうと同じようなトラブルが発生する原因に繋がりますのでご注意ください。ご自身での対応が難しい場合は、電翔がメンテナンスいたします。お気軽にお声掛けくださいませ。
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株式会社電翔は、アンテナ工事の専門業者として、テレビアンテナの設置からメンテナンスまでを下請けなしの完全自社施工で行っています。事業継続年数も他社と比べて長く、安定し、業界のパイオニア的存在としてアンテナ工事を牽引。混合器などアンテナの周辺機器への知識も豊富で、新設、取替など適切な工事を行えます。
地デジ、衛星放送問わず、テレビアンテナに関するあらゆる問題を解決いたしますので、まずは簡単なご相談からでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
最後にここまでのまとめとして、テレビアンテナの混合器に関するよくある質問についてQ&A形式でご紹介します。
テレビアンテナの混合器とは、地上デジタル放送とBS/CS放送など、異なる周波数の電波を一つにまとめる役割を果たす重要な部材です。具体的には、地上デジタル放送の電波とBS/CS放送の電波は、周波数が異なるため、それぞれ専用のアンテナが必要となります。混合器は、これら異なるアンテナから受信した電波を一つにまとめることで、配線をスッキリさせるとともに、より快適にテレビ視聴可能です。
テレビアンテナと混合器の接続方法は以下の通りです。
1.UHFケーブルとBS/CSケーブルを混合器の入力端子に接続します。
2.混合器の出力端子から屋内にケーブルを配線します。
3.配線したケーブルをテレビの端子に接続します。
混合器と分波器は、テレビ信号の管理に関連する装置で、役割が異なります。混合器は、地上デジタル放送とBS/CS放送などの異なる電波を一つにまとめる装置です。一方、分波器は、一つのケーブルの電波を分ける装置で、例えば、地上デジタル放送とBS/CS放送の2つのアンテナ差し込み口があるテレビに、一つのアンテナケーブルを接続しても両方の放送を視聴するために使用します。これらの装置は、テレビ信号の管理と配線の整理に重要な役割を果たします。
VHFとUHFの混合器は、これら二つの異なる周波数帯域の放送を一つにまとめる装置です。防雨構造とノイズに強いダイカスト構造を持つため、屋外での使用に適しています。また、鋼管柱やメッセンジャーワイヤーに取り付け可能で、その設置は専門的な知識を必要です。この混合器の使用により、VHFとUHFの放送を一つのケーブルで受信することが可能となります。
テレビにノイズが急に発生してしまった際の原因と直し方を分かりやすく解説します。
なお、ノイズの解決をお急ぎの方は、電話またはメールでもご相談を受け付けていますので、下記からお問合せくださいませ。
テレビノイズでお困りの方:電翔の無料相談/見積もり依頼
それでは、まずはテレビにノイズが急に発生する原因から解説します。
地上波がアナログ放送から地上デジタル放送に完全移行した現在において、ノイズは大幅に減少しました。
しかし、時折ブロックノイズと呼ばれる映像の一部分がモザイク状のようになってしまう現象が見られます。これが急に発生する主な原因は次のとおりです。
・テレビ電波のレベル低下
・テレビアンテナの異常
・アンテナケーブルの接触不良
・受信機器の故障
一つずつ詳しくみていきましょう。
ノイズが急に発生する原因のひとつとして、テレビ電波のレベル低下が考えられます。
テレビ電波は正常に映像を映し出すために、適正レベルが設けられていますが、受信レベルが低下することで、画面全体にブロックノイズが発生する場合があります。
つまり、テレビまで電波が十分供給されなくなると、急にノイズが発生してしまうのです。
この現象が起こり得るパターンとして、アンテナケーブル延長、テレビの台数増加に伴う電波減衰、天候不良など様々な要因が考えられます。
テレビアンテナを使用して視聴している場合は、アンテナの位置ずれなど異常が起きてしまったことで、ノイズが急に発生することがあります。
アンテナは正確な位置に調整しないとテレビ電波を正しく受信できなくなってしまいますが、このケースでは、一部のチャンネルにブロックノイズが発生するパターンが多いです。
特に屋根上にテレビアンテナを設置している場合などは、強風の煽りを受けやすく台風などの暴風により位置がずれてしまうことも。また、鳥の止まり木になって微妙に位置がずれてしまうケースも稀にあります。
アンテナに異常がみられず、ノイズが急に発生した場合は、アンテナケーブルの接触不良が原因の可能性も考えられます。
例えば、テレビの端子に接続されているケーブルが緩んでいると、電波が送れず画面にブロックノイズが現れるといった状況などです。
また、屋外にアンテナが設置されている場合は、アウト線の劣化によってノイズが発生してしまうこともあります。
その他、ノイズ発生の原因として考えられるのがテレビやチューナーなどの受信機器の故障です。
テレビを複数台設置しているような環境下で、1台のみにノイズが発生していて、ケーブルの緩みも無いようでしたら、そのテレビにトラブルを抱えている可能性があります。
特に液晶テレビであれば、パネルの破損が主な原因です。
それでは、テレビにノイズが急に発生してしまった場合に自分で直す方法を解説します。
前提として、テレビをどのように視聴されているかによっても方法は異なりますが、ケーブルテレビや光テレビを利用されている場合は、まずは契約先の会社に問い合わせてみましょう。
テレビアンテナを使用している場合は、以降をご参考になさってください。
アンテナケーブルやテレビケーブルなどの緩みが原因でノイズが発生している場合は、再接続で解消されます。
テレビやレコーダーの背面のケーブル類、壁の端子のケーブルなど今一度、緩んでいないか確認してみましょう。明らかに断線している場合は、交換により解決する場合もあります。
配線の再接続がご不安でしたら電翔にご相談くださいませ。
ケーブル類の再接続がご不安な方
現在のテレビはB-CASが必要ですが、抜き差しすることによりノイズが解消される可能性もあります。
基本的にB-CASカードがテレビやチューナーに正しく挿入されていないと、ノイズではなくエラーメッセージが表示されます。
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ただし、念のためB-CASカードの向きや奥まで差し込まれているかなど確認してみてください。
また、B-CASの磁気が汚れていると正しく読み込まれない場合もありますので、乾いた布など軽く拭き取ってから再度、差し込むことでノイズが解消される可能性もあります。
テレビのチャンネルスキャンや再設定でもノイズが解消される場合があります。
地デジは地域ごとに決まったチャンネル番号があり、テレビを最初に設置するときにスキャンで設定しますが、再設定で直る可能性があるのでお試しください。
屋外に設置されているテレビアンテナに異常があるなど、ノイズを直すにあたってご自身では手に負えない場合は、アンテナ工事専門業者への依頼もおすすめです。
特に、以下のようなアンテナのトラブルは危険も伴いますので、ぜひ専門業者の利用をご検討くださいませ。電翔でも対応可能です。
アンテナが原因によるノイズ発生でお困りの方
テレビアンテナ本体のトラブルによるノイズの効果的な直し方は、正しい位置調整や交換などのメンテナンスです。
アンテナの設置場所は、高所が多いことから、どんな状態になっているかなど確認するのも危険を伴います。
また、アンテナの場所までたどり着いて位置調整をしてみたものの、直し方によってはノイズを悪化させてしまう可能性もありますので、ぜひともプロの判断に任せましょう。
テレビアンテナは本体以外に、ブースターやケーブルなどの周辺機器も設置されていて、これらがトラブルを引き起こしてノイズを発生させている場合もあります。
こちらも同様に交換や修理などのメンテナンスでノイズ解消が期待できますが、やはり知識と技術を要するため、専門業者への依頼がおすすめです。
電翔であれば、すぐにご対応いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
アンテナ本体や周辺機器が原因のノイズ発生でお困りの方
アンテナ本体や周辺機器が原因のノイズ発生でお困りの方:電翔の無料相談/見積もり依頼
最後にテレビにノイズが急に発生してしまった場合にアンテナ工事を利用した場合の費用をご案内します。
チャンネルスキャン (テレビ設定1台) |
¥16,500~ |
---|---|
テレビアンテナの移設 | ¥27,500〜 |
アンテナケーブルの延長 | ¥27,500〜 |
テレビアンテナの新設撤去 | アンテナの種類によって変動あり。詳しくはお問い合わせくださいませ。 |
おおよその表示金額ですが、正確な料金は現地にて事前調査が必要です。その場でお見積もりをお出ししておりますので、金額にご納得いただけましたらご依頼くださいませ。ご都合がよろしければ、すぐに工事いたします。
電翔にノイズ発生に伴うアンテナ工事を依頼する:電翔の無料相談/見積もり依頼
以上、テレビにノイズが急に発生してしまった場合の原因や直し方について解説しました。
ノイズの発生原因の多くは、テレビ電波のレベル低下によるものですが、テレビ周り、アンテナ本体、周辺機器など確認すべきポイントがいくつかあります。
テレビ周りなど無理のない範囲であれば、ご自身でも対処いただけますが、アンテナ本体のメンテナンスが必要な場合など危険が伴う場合は、アンテナ工事専門業者の利用がおすすめです。
電翔でご対応いたしますので、ぜひお気軽にお声掛けくださいませ。
テレビのノイズでお困りの方:電翔の無料相談/見積もり依頼
アンテナに複数の種類があるのをご存知でしょうか。今回はテレビアンテナの種類と特徴をご紹介します。ご自宅にピッタリのアンテナ選びにお役立てください。
テレビアンテナのご相談はDenshoにお気軽にご連絡ください【年間10,000件のアンテナ工事の実績】
地デジアンテナの種類は、主に3つ。メリットやデメリットもふまえながら、その特徴をみていきましょう。
2017年に登場した、ポール型のアンテナ。それが、ユニコーンアンテナです。
ユニコーンアンテナのメリットは、全体的にバランスがよく、今までのアンテナの多くの問題点を解決できることです。スマートな円柱形で、色もシンプルなので、設置してもうきにくく、外観に馴染みやすいデザインになっています。ケーブルなどがほぼ見えないので、すっきりした印象です。また、風の影響も受けにくいので、方向がずれたり倒れたりするリスクも少なくなります。その他にも、鳥による糞害の心配が小さい、屋根の上に太陽光パネルがあっても設置できる、といったメリットがあります。そして、設置場所は、屋根上、破風板、外壁などどこにつけても馴染みやすいので、目立たないところに設置したり、電波環境を考えて高いところに設置したりと目的に合わせて設置することができます。
デメリットといえば、八木式アンテナ(魚の骨のような形のアンテナ)に比べて、電波の受信感度が弱いという点です。テレビの電波塔から発信される電波は、電波塔からの距離によって強電界・中電界・弱電界にわけられます。ユニコーンアンテナは、強電界、中電界向けに作られているので、電波塔から遠い弱電界には不向きと言えます。
デザインアンテナは、フラットな箱型のアンテナです。壁面アンテナ、平面アンテナ、フラットアンテナといった呼び方もします。
デザインアンテナも、外観を損なわないとして人気が高いアンテナです。一般的にデザインアンテナは、壁面設置を想定していて、外壁に馴染むようにカラーバリエーションも4色用意されています(屋根上に設置することもできますが、見慣れないため、逆に違和感を感じるかもしれません)。壁面に設置することで、屋根に太陽光パネルを設置していても、アンテナの設置が可能です。
デザインアンテナもユニコーンアンテナと同じく、八木式アンテナに比べて受信感度は弱いと言えます。推奨地域は強電界、中電界の地域です。壁面設置は、屋根よりも低い位置に設置することになるので、住宅密集地など、周りの環境によっては適していない場合があります。
八木式アンテナは、魚の骨のような形をしているアンテナです。多くの一般家庭でよく見かけるのが、このテレビアンテナです。
八木式アンテナの一番のメリットは、他のアンテナに比べて受信感度が高い点です。屋根の上など、高い位置に設置することで、より高い効果を発揮します。弱電界の地域でも、八木式アンテナなら安定して電波を受信できる可能性が高まります。
八木式アンテナは、屋根の上で存在感が強いため、景観を損ねるため敬遠されることがあります。また、台風や大雪など自然災害の影響を一番受けやすいアンテナでもあります。その形状から、鳥などがとまりやすく、糞害などの被害が発生する可能性もあります。
ここまで、地デジアンテナの種類についてご紹介してきましたが、同じ種類のアンテナでも機能や性能が違うモデルも発売されています。
素子とは、八木式アンテナの横棒のことを指す言葉で、エレメントと呼ばれることもあります。八木式アンテナでは、この素子が多い方が受信性能が高くなります。また、この「素子」はデザインアンテナの性能などを表す際も使用され、「20素子相当」や「26素子相当」といった形で受信性能が表現されることがあります。
アンテナで受信した電波を増幅させて、テレビまで送るブースターと言う機器がありますが、この機能をあらかじめ取り入れているアンテナもあります。通常のアンテナよりも、強く電波を送ることができますが、通常のアンテナとブースターを別々に設置する場合と比べると、やや性能は落ちるようです。
アンテナを選ぶ時のポイントは、住宅の場所がどの電界地域にあたるかという点です。例えば、弱電界地域だった場合、ユニコーンアンテナやデザインアンテナでは、十分な電波の受信ができない可能性があります。ほとんどの人は、アンテナ設置を専門の工事業者に依頼すると思います。電界地域や、ピンポイントの電波状況は、専門のツールなどを使えばわかりますが、所有している人はほとんどいないでしょう。取付作業だけを行う業者ではなく、しっかりと電波確認を行ってくれるアンテナ工事業者に依頼するようにしましょう。
テレビアンテナのご相談はDenshoにお気軽にご連絡ください【年間10,000件のアンテナ工事の実績】
テレビ画面に「E201」や「E202」の表示がでたら、テレビまで十分な電波が受信できていないことを示しています。テレビアンテナが正常に受信できなくなっているのか、それとも別の原因があるのか。この記事ではテレビアンテナを設置しているのに、電波が十分に受信できていない場合に、考えられる原因とトラブルの対処法をご紹介します。
「テレビが映らない」をすぐに解決したい時は、Denshoにお気軽にご連絡ください
テレビが正常に映らない状態になっていると、原因によってさまざまなエラーコードが表示されます。まずは各エラーコードの意味について確認してみましょう。
アンテナトラブルや、電波の受信状態が良くないことを示すエラーコードは、主にこの3つです。
E201やE202のようなエラーが出ている場合に考えられる原因は、次のようなものが考えられます。
考えられる1つ目の原因は、アンテナ周りの問題です。テレビアンテナがうまく電波を受信できない状態になっている可能性があります。
このようなことが考えられます。3つ目の電波塔の問題であれば、時間が解決してくれる可能性があります。しばらく様子をみて、改善されないようであれば、1か2が原因かもしれません。詳しい原因の確認をアンテナ工事業者に依頼しましょう。新しいアンテナへの交換や、アンテナの設置位置を移動するなど、適切な改善方法の提案があるでしょう。
考えられる2つ目の原因は、アンテナとテレビの間の問題です。アンテナで受信した電波がどこかで途絶えてしまったり、弱くなってしまっているのかもしれません。ケーブルの接続が緩んでいたり、抜けていたりと、比較的かんたんに解消できる場合もありますし、反対に専門家の点検を受けないと原因が判明しないケースもあります。
テレビアンテナに問題がある場合は、原因の確認から対応まで、自力で行うのは難しい場合があります。専門のアンテナ工事業者に依頼して、アンテナ周辺の電波状況やアンテナの劣化、故障がないかなどをご確認ください。
まずは、テレビコンセントからテレビ本体をつないでいる配線に問題がないか、確認をしましょう。ケーブルを差し直したり、緩んでいる部分をしっかりとつなぐことで、改善がみられるかもしれません。また、E201(電波が弱くなっている場合)は、ブースターと言う電波を増幅する装置を取りつけると、改善が見込めます。
アンテナの電波トラブルは原因の特定から解決まですべてをやろうとすると、時間や専門的な知識が必要になります。ケーブルの確認など、できる範囲で確認をして、それでも解決しない場合は、アンテナ工事業者に依頼しましょう。早急な解決と、再発防止の対応を期待できます。
「テレビが映らない」をすぐに解決したい時は、Denshoにお気軽にご連絡ください
テレビのチャンネルスキャンができない原因と対処方法について詳しく解説します。
テレビのチャンネルスキャンができない原因は、大きく分けると「チャンネルスキャン画面に辿り着かない」または「画面は表示されるがチャンネルスキャンができない」の2パターンから特定可能です。
その上で、細かく分類すると次のような原因が考えられます。
テレビアンテナを使って視聴している場合は、テレビやレコーダーからアンテナケーブルが正しく接続されていないとチャンネルスキャンはできません。
この状態ですと、テレビの電源を入れた段階でE202エラーなどのメッセージが表示されます。
壁の端子およびテレビやレコーダーのアンテナケーブルが正しく接続されているかご確認ください。
テレビを見るためには、電波を適正レベルで受信する必要があり、著しく感度が低くなってしまうとチャンネルスキャンはできません。
この場合、既説のテレビアンテナやその周辺機器または電波の受信環境に問題を抱えている可能性が高いです。
アッテネーターの設定が間違っている場合もテレビのチャンネルスキャンができない原因の一つとして考えられます。
アッテネーターとは、アンテナで受信した電波レベルが強すぎる場合に適正レベルまで落とすための装置です。
2010年以降に販売されたテレビやレコーダーにはアッテネーターが搭載されている製品もあり、オンまたはオフになっていて、チャンネルスキャンができない可能性もあります。
アッテネーターのオンオフ切り替えは、メーカーや製品によって異なりますが、基本的にはリモコンの設定から詳細設定の中から操作可能です。
壁の端子からテレビやレコーダーの間に分配器や分波器などの機器が接続されている場合は、これらが破損や老朽化などによって不具合を引き起こしてチャンネルスキャンができない場合があります。
1度分配器や分波器を取り外して、端子とテレビまたはレコーダーにアンテナ線を直接つないでチャンネルスキャンができれば、ほぼ確実に分配器や分波器の不具合が原因です。
つづいて、テレビのチャンネルスキャンができない時に効果が期待できる対処方法を解説します。
まずは、兎にも角にも再度テレビのチャンネルスキャンを試してみてください。数回行うことで、改善されることもあります。
1度テレビやレコーダーの電源を切り、B-CASカードと電源ケーブルを抜いてから再度、接続しなおして初期スキャンを行ってみましょう。一時的なエラーであれば、これで改善が見込まれます。
レコーダーを使用されている場合は、強制的に再起動するためのリセットの実行により、チャンネルスキャンが行えるようになる場合があります。
製品よってリセット方法は異なりますが、レコーダーをリモコンで電源を切ったスタンバイ状態で、背面にリセットと記載されている小さなボタンをボールペンの先や爪楊枝の先端で押す流れが一般的です。
リセットボタンを押した後は、3分~5分ほど待って完全に電源が切れたのを確認後、本体の電源ボタンで起動します。
正常に電源が入ったのを確認した上で、再度チャンネルスキャンを行ってみてください。もし、できないようであれば、レコーダーに接続されているアンテナ線をテレビに直接繋いでみましょう。
これでチャンネルスキャンができれば、レコーダーに問題がある可能性が高いです。
また、レコーダーのリセットは、基本的に内部に保存されている録画番組は消えませんが、番組タイトルが消えてしまうか場合もありますので、留意の上実施してください。
ご自身で試せる範囲でテレビのチャンネルスキャンができない症状が改善されない場合は、テレビアンテナ専門業者へのご相談をおすすめします。
電翔では、テレビのチャンネルスキャンができない原因調査から解決までご対応可能です。特にテレビアンテナや周辺機器にトラブルを抱えているようでしたら、修理や新品交換等により、解決いたします。
まずはお見積もりからでもお気軽にご利用くださいませ。
▼テレビのチャンネルスキャンができない場合のご相談はこちらから▼
最後にご参考までにテレビのチャンネルスキャンができない症状で電翔をご利用いただいた際の修理費の目安をご案内します。
チャンネルスキャン (テレビ設定1台) |
¥16,500~ |
---|---|
分配器交換 | ¥5,500~ |
分配器交換 | ¥3,300〜 |
テレビアンテナの新設撤去 | アンテナの種類によって変動あり。詳しくはお問い合わせくださいませ。 |
金額は参考価格で、正確には現地調査が必要です。原因によって修理費も異なりますので、まずは電翔までお気軽にお声掛けくださいませ。
▼テレビのチャンネルスキャンができない場合の修理依頼はこちらから▼
以上、テレビのチャンネルスキャンができないトラブルについて原因や対処方法を解説しました。
主な原因と対処方法は次の通りです。
▼テレビのチャンネルスキャンができない原因▼
・アンテナケーブルが正しく接続されていない ・アンテナレベルが低下している ・アッテネーターの設定が間違っている ・アンテナ線の接続に問題がある |
▼テレビのチャンネルスキャンができない場合の対処方法▼
・テレビのチャンネルスキャンを再実施 ・レコーダーのリセット ・テレビアンテナ専門業者に依頼 |
もし、テレビアンテナ専門業者に依頼をお考えでしたら、ぜひ電翔をご利用くださいませ。皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。
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▼8チャンネルだけ映らない場合について▼
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▼NHK総合だけ映らない場合について▼
[blogcard url=”https://www.densho-at.jp/blog/20220119-nhk-sogo.html”]
▼地デジが映らない場合について▼
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▼BSが映らない場合について▼
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▼電波障害について▼
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