テレビの分配器をプロが解説!分波器との違い、選び方、接続方法など徹底解説

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テレビの分配器をプロが解説!分波器との違い、選び方、接続方法など徹底解説

2023年10月02日 (月曜日) 08:09

テレビの視聴環境を最適化するためには、適切な機器の選択が欠かせません。特に、複数のテレビやレコーダーを使用する場合、分配器の役割は非常に重要です。しかし、分配器の選び方や接続方法、さらには分波器との違いなど、知っておくべきポイントは多岐にわたります。この記事では、テレビの分配器に関する基本的な知識から、具体的な選び方、接続方法、おすすめの商品までを徹底的に解説します。テレビライフをより快適にするための情報を、ぜひ最後までご覧ください。

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はじめに:テレビの分配器とは?

テレビの分配器は、多くの家庭やオフィスで使用される便利な電子機器の一つです。しかし、名前を聞いただけでは、具体的にどのような役割を果たすのか、またどのような場面で必要となるのかを正確にイメージするのは難しいかもしれません。

分配器は、基本的には一つのアンテナ信号を複数のテレビやレコーダーに分配するための機器です。例えば、家庭で屋上に設置されている一つのアンテナから、リビング、寝室、子供部屋の複数のテレビに同時に信号を送りたい場合、分配器を使用することでこれを実現することができます。

このように、分配器は複数のテレビ機器を使用する現代の生活スタイルには欠かせない存在となっています。特に、大きな家庭や共同住宅、オフィスなど、多くの部屋やフロアがある場所では、分配器の存在なしには快適なテレビ視聴が難しいと言えるでしょう。

この記事では、テレビの分配器の基本的な知識から、選び方や接続方法、トラブル時の対処法までを詳しく解説していきます。分配器に関する疑問や不明点を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

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分配器と分波器の違い

テレビのアンテナ関連の機器を選ぶ際、分配器と分波器という二つの用語に出会うことが多いです。これらの名称は似ているため、混同しやすいものの、それぞれ異なる役割と特性を持っています。ここでは、分配器と分波器の主な違いについて詳しく解説していきます。

分配器とは?

前述の通り、分配器は一つのアンテナ信号を複数のテレビやレコーダーに分配するための機器です。具体的には、一つの入力端子と複数の出力端子を持ち、入力された信号をそのままの周波数で複数の出力端子に分けて出力します。

分波器とは?

分波器は、一つのアンテナ信号の中に含まれる複数の周波数帯域を分けて出力する機器です。例えば、VHFとUHFの二つの周波数帯域を持つテレビ信号を、それぞれの帯域ごとに分けて出力する場合に使用します。分波器は、一つの入力端子と複数の出力端子を持ちますが、それぞれの出力端子は異なる周波数帯域の信号を出力します。

主な違い

用途:分配器は複数のテレビ機器に同じ信号を供給するために使用されるのに対し、分波器は異なる周波数帯域の信号を分けるために使用されます。
信号の変化:分配器は入力された信号をそのままの周波数で分配しますが、分波器は入力信号の中の特定の周波数帯域のみを取り出して出力します。

これらの違いを理解することで、自分の使用目的や環境に合った機器を選ぶ際の参考とすることができます。正しい機器を選ぶことで、テレビ視聴の品質や安定性を向上させることが期待できます。

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テレビの分配器の主な種類と特徴

テレビの分配器は、使用目的や接続する機器の数、設置環境などに応じてさまざまな種類が存在します。ここでは、主な分配器の種類とそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

  1. 一般的な分配器
    特徴:最も基本的な分配器で、一つの入力信号を複数の出力に分けることができます。2分配、4分配、8分配など、出力の数によって種類が分かれています。
    用途:家庭内で複数のテレビやレコーダーに同じアンテナ信号を供給する場合に使用します。
  2. 電源給電型分配器
    特徴:分配器自体に電源を供給することで、信号の劣化を補完する機能を持つタイプです。
    用途:長いケーブルを使用する場合や、信号が弱い地域での使用に適しています。
  3. 通過型分配器
    特徴:特定の周波数帯域の信号だけを通過させ、それ以外の信号を遮断する機能を持つ分配器です。
    用途:特定の放送局やサービスの信号だけを取り込みたい場合に使用します。
  4. 防水型分配器
    特徴:外部に設置することを前提とした、防水・耐候性に優れた分配器です。
    用途:屋外や湿度が高い場所での使用に適しています。

これらの分配器は、それぞれ異なる特性や機能を持っていますので、自分の使用環境や目的に合わせて選ぶことが重要です。また、分配器を選ぶ際には、接続するケーブルの種類や長さ、設置場所の環境なども考慮することで、最適なものを選ぶことができます。

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分配器の選び方:ポイントとチェックリスト

テレビの分配器を選ぶ際には、ただ単に分配する数だけで選ぶのではなく、いくつかのポイントを考慮することが必要です。ここでは、分配器を選ぶ際のポイントと、選び方のチェックリストを紹介します。

  1. 接続する機器の数を確認する
    使用するテレビやレコーダーの数に合わせて、適切な出力数の分配器を選ぶことが基本です。将来的に増設する可能性も考慮して、余裕を持った出力数を選ぶのもおすすめです。
  2. 信号の強度をチェックする
    住んでいる地域の電波の強度や、アンテナの設置場所によっては、信号が弱くなることがあります。その場合、電源給電型の分配器を選ぶと、信号の劣化を補完することができます。
  3. 設置場所を考慮する
    分配器を屋外や湿度の高い場所に設置する場合は、防水型や耐候性のあるものを選ぶことが重要です。
  4. 使用するケーブルの種類と長さを確認する
    分配器とケーブルの相性も重要です。使用するケーブルの種類に合わせて、適切な分配器を選ぶことで、信号の劣化を防ぐことができます。
  5. 予算を設定する
    分配器には様々な価格帯のものがあります。必要な機能や性能を満たす範囲で、予算に合わせて選ぶことが大切です。

チェックリスト:

▢ 接続する機器の数を確認した
▢ 信号の強度をチェックした
▢ 設置場所を確認した
▢ 使用するケーブルの種類と長さを確認した
▢ 予算を設定した

分配器を選ぶ際には、上記のポイントをしっかりと確認し、自分の使用環境や目的に合ったものを選ぶことで、快適なテレビ視聴を楽しむことができます。

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分配器の正しい接続方法

テレビの分配器を使用する際、正しい接続方法を知っておくことで、信号の劣化を防ぎ、安定した映像・音声を楽しむことができます。以下に、分配器の基本的な接続方法を解説します。

  1. 分配器の選定
    まず、接続するテレビやレコーダーの数に合わせて、適切な出力数の分配器を選びます。
  2. 分配器の設置場所を決定
    分配器は、できるだけアンテナから近い場所に設置することが望ましいです。また、湿度や直射日光を避ける場所を選ぶことが重要です。
  3. アンテナケーブルを接続
    アンテナからのケーブルを分配器の「入力」端子に接続します。ケーブルの先端はしっかりと差し込み、緩みがないことを確認します。
  4. テレビやレコーダーへのケーブルを接続
    分配器の「出力」端子から、各テレビやレコーダーへのケーブルを接続します。ケーブルはきちんと差し込み、緩みがないように注意します。
  5. 電源の確認
    電源給電型の分配器を使用する場合、電源を接続し、スイッチをオンにします。
  6. テレビのチャンネル設定
    分配器を接続した後、テレビのチャンネル設定を行います。自動チャンネル検索を実行し、全てのチャンネルが正常に受信できるか確認します。
  7. 接続の確認
    テレビやレコーダーの映像・音声が正常に出力されるか確認します。もし、映像や音声に乱れがある場合は、ケーブルの接続を再確認し、必要に応じて位置の調整を行います。

分配器の接続は、基本的にはシンプルな作業ですが、正確な接続を心がけることで、快適なテレビ視聴を実現することができます。接続作業を行う際は、上記の手順を参考にしてください。

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分配器使用時のよくあるトラブルと対処法

テレビの分配器を使用する際には、さまざまなトラブルが発生することがあります。ここでは、分配器使用時の代表的なトラブルとその対処法を紹介します。

1. 映像や音声が途切れる

原因:ケーブルの接触不良、分配器の故障、信号の弱まりなど。
対処法:ケーブルの接続を確認し、緩んでいる場合はしっかりと差し込む。また、ケーブル自体に損傷がないか確認し、必要に応じて交換する。

2. 一部のチャンネルだけ受信できない

原因:分配器の帯域制限、アンテナの向きのズレなど。
対処法:分配器の仕様を確認し、帯域制限が原因の場合は適切なものに交換する。アンテナの向きを調整して最適な位置にセットする。

3. 画像がノイズ混じりになる

原因:外部からの電波干渉、ケーブルの品質不良など。
対処法:他の電子機器との距離をとる、シールド付きの高品質なケーブルに交換するなどして、干渉を最小限に抑える。

4. 分配器からの電源供給が途絶える

原因:分配器の故障、電源アダプターの不良など。
対処法:分配器の電源を確認し、故障している場合は修理または交換を行う。電源アダプターが原因の場合は新しいものに交換する。

5. テレビの画面が真っ暗になる

原因:分配器の不具合、ケーブルの断線など。
対処法:ケーブルの接続を再確認し、断線や損傷がある場合は新しいケーブルに交換する。分配器に問題がある場合は、適切なものに交換する。

分配器を使用する際には、上記のようなトラブルが発生することが考えられますが、原因をしっかりと特定し、適切な対処を行うことで、快適なテレビ視聴を取り戻すことができます。トラブルが発生した際は、冷静に対処しましょう。

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まとめ:テレビの分配器で快適な視聴環境を

テレビの分配器は、複数のテレビや受信機にテレビ信号を分配するための便利なツールです。正しい選び方や設置方法を理解し、適切に使用することで、家庭内のどの部屋でもクリアな映像と音声を楽しむことができます。

本記事を通じて、分配器と分波器の違い、分配器の主な種類と特徴、選び方のポイント、正しい接続方法、そして使用時のトラブルとその対処法について学ぶことができました。これらの知識を活かして、最適な分配器を選び、設置することで、テレビ視聴の質を向上させることができます。

最後に、分配器の選択や設置に関して不明点や不安がある場合は、専門家や信頼できる業者に相談することをおすすめします。適切なアドバイスやサポートを受けることで、より快適なテレビライフを実現することができるでしょう。

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デザインアンテナとブースターを設置!千葉県八街市の施工例

2023年03月04日 (土曜日) 12:15

こんにちは🌟 テレビアンテナ工事・電翔のブログ担当の吉田です💁‍♂️

本日はデザインアンテナの設置工事例をご紹介します📡✨


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ご依頼いただいたのは、千葉県八街市八街は の新築にお住まいのお客様🏠✨

八街市は落花生をはじめとした、野菜や畜産の盛んな街です🏞✨

ピーナッツが非常に美味しいので、是非お土産にいかがでしょうか?☺️

では早速、八街市で行った電翔のアンテナ工事の様子を見ていきましょう⇩⇩

壁面に設置したデザインアンテナ

こちらは、工事後に撮影したお写真です📸✨

今回は屋根下の壁面にブラックブロンズカラーのデザインアンテナを設置させていただきました🙆‍♂️

また、引き込み口の近い場所を選んだので、配線の露出も最小限に抑えられました🧐✨

コンパクトなアンテナで配線も目立たないので美しい外観を損ねていません🌈✨

 

続いて室内に設置した機器のお写真です⇩

マルチメディアボックスのブースターと分配器

お写真左の緑に光っている黒い機器はブースターの電源部でその右がブースターの本体です😃

また、一番右の配線が繋がっている銀色の機器は分配器です⚙️

ブースターアンテナで受信した電波を適切なレベルまで増幅させる役割を、分配器受信した電波をお宅の各お部屋に分配させる役割を担っています👏

以上、千葉県八街市で実施した新築住宅のテレビアンテナ工事が完了です❗️

この度はご依頼いただきありがとうございました🙇‍♂️

電翔では、今回ご紹介の工事のように、お宅の外観に影響がないように、アンテナの位置や配線の引き方など、一つ一つ考慮して工事を進めております👨‍🔧

ぜひ、テレビアンテナ工事のことならお気軽に電翔へご相談ください✨

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ユニコーンアンテナとブースター設置!埼玉県川越市の施工例

2023年02月25日 (土曜日) 12:28

こんにちは☀️ テレビアンテナ工事・電翔のブログ担当の吉田です😃

本日はユニコーンアンテナの設置工事例をご紹介します📡


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ご依頼いただいたのは、埼玉県川越市並木の新築にお住まいのお客様🏠✨

時の鐘と蔵の街で蔵造りの街風景が有名な川越市🏞✨都心から1時間弱と交通アクセスも良好な街です💁‍♂️

では早速、歴史溢れる川越市で行った電翔のアンテナ工事の様子を見ていきましょう⇩⇩

破風板のユニコーンアンテナ

こちらは、工事後に撮影したお写真です📸✨

今回は、破風板にユニコーンアンテナを設置させていただきました👨‍🔧

この設置方法は、強風による倒壊も防止します💪✨

また、最新のユニコーンアンテナは、360°変わらない見た目と電波感度も非常に高いので、オススメです🙆‍♂️

[blogcard url=”https://www.densho-at.jp/antenna/unicorn-antenna.html”]

 

続いて室内に設置した機器のお写真を見ていきましょう⇩⇩

ブースターと分配器

真ん中の緑のランプが光っている機器はブースターの電源で、その上が本体です。ブースターはアンテナで受信した電波を強くします🧐

ブースター本体横、シルバーの機器は各お部屋に電波を分けて送る分配器です⚙️

 

以上、埼玉県川越市で実施した新築住宅のテレビアンテナ工事が完了です🌈

この度はご依頼いただきありがとうございました🙇‍♂️

 

◇最後にキャンペーンのご案内です◇

只今電翔では、【埼玉県・東京都の方限定】\感謝セール/最大10,000円割引!を開催中❗️

先着1,000名様限定先着順のため、お早めにお申込みを💁‍♂️ (*詳細は下記をクリック⇩⇩)

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八木式アンテナ&ブースターを設置!埼玉県加須市の施工例

2023年02月08日 (水曜日) 11:52

こんにちは☀️ テレビアンテナ工事・電翔のブログ担当の吉田です😌

本日は八木式アンテナの屋根上設置工事例をご紹介します💁‍♂️✨


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ご依頼いただいたのは、埼玉県加須市下高柳の新築住宅にお住まいのお客様🏠✨

加須市は、市街地(住宅街)と農村地帯が合わさった街として知られています🏞🌃

また、埼玉県内でも有数の米や小麦の生産地であり、「加須うどん」が名物です😃✨

 

では、そんな魅力あふれる加須市で行った電翔のアンテナ工事の様子を見ていきましょう🙆‍♂️

屋根上の八木式アンテナ

こちらは、工事後に撮影したお写真です📸✨

今回は骨組み型でシルバーの八木式アンテナを屋根上に設置させていただきました👏

屋根馬設置且つ、支線で固定することで台風などの自然被害を最小限に抑えます💁‍♂️

 

続いて、室内に設置した機器をご紹介⭐️

ブースターと分配器

お写真中央の緑に光っている白い機器はブースターの電源部でその左の白い機器はその本体です🧐

ブースターはアンテナで受信した電波を適切なレベルまで増幅させます🌱

一方、右下の配線が繋がっている機器は分配器と呼ばれ、受信した電波を各お部屋に分配させます💭

どちらも電波受信において、とても重要な役割を担っています💪✨

 

アンテナ設置後の全体外観はこちら⇩⇩

住宅の外観

クリームカラーの外観から暖かみを感じる新築住宅でした🏠

設置した八木式アンテナも開けた屋根上設置により、電波をしっかりとキャッチします🙆‍♂️✨

 

以上、埼玉県加須市で実施した新築住宅のテレビアンテナ工事が完了です👏

この度はご依頼いただきありがとうございました🙇‍♂️

テレビアンテナ工事のことなら是非、お気軽に電翔へご相談ください✨⇩⇩

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BS/CSの番組を他の部屋でもみたい時に!BS/CSアンテナの分配工事

2023年02月03日 (金曜日) 15:44

bs アンテナ 分配 工事 BS/CSの番組を他の部屋でもみたい時に!BS/CSアンテナの分配工事

ここでは、BS/CSアンテナの分配工事について解説いたします。分配工事とはどのような工事なのか、分配工事はDIYでできるのか、分配工事の注意点などを、プロのアンテナ工事業者がご紹介します。BSアンテナの分配工事について、情報収集をしている方の参考になりますように。

分配工事もおまかせください!Denshoなら快適な視聴環境をおつくりします。お気軽にご相談ください【年間10,000件のアンテナ工事の実績】

BS/CSアンテナの分配工事とは何のためにするの?

分配工事とは、同じ種類の電波を等しく分けるための工事です。BS/CSアンテナの分配工事は、複数のテレビでBS/CS放送を視聴できるようにするため、または、テレビとレコーダーなど複数の機器に接続するために、工事をします。
電波を均等にわけるために「分配器」という装置を取り付けます。電波を分ける数に応じて、「2分配器」「3分配器」「4分配器」と選ぶ事ができます。分配工事は、もともとひとつの電波を複数にわけるので、分配する数が多くなるほど、それぞれの機器への電波は弱くなります。

分配工事はDIYでもできる?業者に依頼した方がいい?

分配器をどこに取り付けるかによって、工事の難易度が変わってきます。

部屋のアンテナ端子とテレビの間に分配器を設置する

まずひとつ目は、アンテナ端子とテレビの間に分配器を設置するパターンです。もうひとつの工事と比較すると、難易度は低くなります。作業自体の難易度は低い反面、仕上がりに手間がかかるというデメリットもあります。例えば、他の部屋にケーブルを届かせるためには、長いケーブルが必要になり、そのケーブルを部屋のドアや廊下に配線していかなければいけません。また、分配した場合の電波強度の確認がかかせません。電波強度が弱い場合には、ブースターという電波増幅器の設置なども必要になります。見た目の仕上がりや、分配後の品質を重視するのであれば、アンテナ専門工事業者に依頼することをおすすめします。

アンテナからのケーブルを分配して、アンテナ端子を増設する

こちらの方法は、DIYとしての難易度はかなり高いため、アンテナ工事業者への依頼がおすすめです。アンテナ端子を増設する場合は、配線も壁の中など見えない場所になりますので、仕上がりもすっきりします。また、ブースターが必要有無も含めて作業をまかせることができるので、手間がかかりません。

分配工事の注意点

BS/CS放送に限らず、地デジ放送も分配工事が必要になることがあります。ここからは、アンテナ分配工事をする時の注意点をご紹介します。DIYで行う場合は、アンテナ工事業者に依頼する場合も、知っておいていただきたいことです。

目的が違う「分波器」

分配器と呼び方が似ている「分波器」というものがあります。
分配器:地デジ電波、BS/CS電波を均等に分配する
分波器:地デジの電波とBS/CS電波を種類別に分ける
間違えやすい名前ですが、機能は全く異なります。分波器はテレビの背面についている地上デジタル入力端子とBS/CS入力端子に電波を振り分ける時に使用します。DIYで行う場合は、「分配器」と「分波器」を間違えないように、十分に注意してください。

分配すると電波が弱くなる

分配工事はそれぞれの機器に送信される電波を均等に分ける工事です。分配先が増えれば増えるほど、それぞれの電波の強さは弱くなっていきます。分配工事をするときには、電波を増幅させる「ブースター」の設置も同時に行うことがほとんどです。DIYで行う場合も、分配器を設置したら、できるだけブースターを設置をしましょう。

BS/CSアンテナの分配工事まとめ

BS/CSアンテナの分配工事について、解説をしてきました。DIYで行う場合に可能な作業や注意点についてもご紹介しましたが、各テレビで快適に視聴ができるようにするなら、やはり、工事経験の豊富な専門業者への依頼がおすすめです。

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