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屋根用語「庇」と「軒天」の違いについて

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屋根用語「庇」と「軒天」の違いについて

2020年12月17日 (木曜日) 10:28

こんにちは!

テレビアンテナ工事電翔のブログ担当川原です😊

 

本日は、テレビアンテナの設置工事に密接している住宅の屋根の用語についてご紹介したいと思います。

皆様、「庇」「軒天」という言葉はご存知でしょうか?

読み方は「庇」=「ひさし」「軒天」=「のきてん」です。

一体どこを指すのでしょうか?あまり、聞きなれない言葉かもしれません。

そこで、「庇」と「軒天」の正体や違いについてお伝えします😉

 

庇と軒天の場所について

まず、「庇」と「軒天」の場所ですが、

となっています。

「庇」は、窓や出入口の開口部の上に取り付けられた小さい屋根を指し、「軒天」は、軒=屋根が外側に出っ張っている部分の裏側、天井を指します。

似ているようで、全く別物の用語となっています。

では、住宅においてそれぞれ、どのような役割をしているのか詳しくご説明します。

 

庇(ひさし)の役割とは?

四季のある日本では、季節によって、日差しの差し込む角度が異なります🌞

夏は真上近くから、冬は斜め方向から差し込む特性があります。

この、日差しの差し込み具合をうまく利用して、住み心地をよくするために設計されたのが「庇」です💡

夏場の暑い日差しを遮り、寒い冬は、日差しが室内に入り込むように考えられているのです👌

また、窓際に庇を設置することで、常に差し込む日差しを遮断して、カーテンや家具の色合わせや劣化を軽減する働きもします。

日差し以外にも、雨を防ぐことができます☔

玄関上に庇があれば、雨が降っている中、鍵をポケットやカバンから取り出す際に傘が不要になります👌

さらには、雨水をスムーズに流れ落とし、汚れが溜まりにくいため、外壁の汚れを軽減することもできます。

これだけの素晴らしい役割を担っているの「庇」なのです😊

軒天(のきてん)の役割とは?

軒下はよく聞く言葉だと思いますが、「軒天」はあまり聞かないのではないでしょうか?

テレビアンテナ、特に地デジ用として使用する壁面設置が一般的なデザインアンテナも軒下に設置することがあります🔧

この場合、軒の下側に位置する壁面に取り付けるわけですが、軒天付近に設置するケースもあります👍

何が違うの?と思われるかもしれませんが、軒下は、軒の下に位置する場所全てを指します💡

つまり、地面立って上を見上げて軒があれば、そこも軒下です。

「雨宿りを軒下でしよう」なんて経験もあるかもしれませんね😄

一方、「軒天」は先述のとおり、軒裏の天井、限定された箇所を指します。

 

では、「軒天」がどんな役割をしているかについてですが、大きく3つあります💡

まずは、外壁の傘のような役割です。

外壁に雨風が直接に当たらないようにして、汚れや劣化を防ぐ働きをしています👍

同じ原理で、先述したテレビアンテナの壁面設置を行うこともあります。

 

2つ目は、屋根裏の下地や屋根構造部分を隠して、建物を美しく見せる役をしています。

軒天がないと、野地板や垂木が丸見えになってしまい、見映えが良くありません😣

 

目隠し的な要素も「軒天」の重要な役割となっています。

もう一つの役割は、火災の際の延焼防止です。

火事が起きないのが一番ですが、万が一火災に見舞われてしまった際、火の燃え移りの時間を抑える働きも「軒天」にはあります。

防災対策としても大変、重要となっています🔥

 

まとめ

以上、庇と軒天の違いについて、それぞれの特徴をご紹介の上、お伝えしました😊

それぞれ、住宅において、とても重要な要素であることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

その他の屋根の用語や屋根材についても、特設ページをご用意しておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います😌

下記リンクよりアクセスできます。

【屋根の形/材質/勾配別】テレビアンテナの取り付け方法

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テレビアンテナ工事でも要注目!屋根の材質の種類について

2020年10月13日 (火曜日) 11:44

こんにちは!

テレビアンテナ工事電翔のブログ担当川原です😊

アンテナの設置はテレビ電波が十分にキャッチできる場所が望まれますが、特に屋根上は周辺の電波の遮蔽物が少なくなることから良好的な受信が可能な場所として知られています。

電翔もこれまでに屋根上のアンテナ工事を多数行ってきました👍

一言に「屋根」といっても様々な材質がありますので、本日はその屋根の材質の種類についてご紹介したいと思います。

 

屋根の材質の種類

昔は茅葺屋根や瓦屋根など種類が限定されていましたが、今では建物のデザインの幅が広がり、屋根の材質の種類も豊富となっています。

現在、日本で使われている屋根材は以下のとおりです😉

・日本瓦(和瓦)

日本の伝統的な粘土を使った焼き物の屋根材です。

高耐久で寿命が長く、色持ちが良い特徴があり、断熱性に優れています。

ただし、重く耐震性が低い側面もあり、比較的高価でもあります。

・モニエル瓦

ヨーロッパで普及した洋風瓦として使用される屋根材です。

現在は生産終了していますが、防音性、断熱性、耐火性が高い特性があります。

ただし、重量があり耐震性が弱く、割れた際の交換が難しい難点があります。

・セメント瓦

見た目は日本瓦と変わりませんが、セメントと川砂を混合した材質となっていて様々な形状が選べる特徴があります。

寿命が長く、施工が容易というメリットと、割れやすく、色褪せやすいことからメンテナンスが必要というデメリットが特徴的です。

・スレート

国内で最も普及している屋根材です。

リーズナブルでデザイン性が豊富です。

その反面、割れやすいことからメンテナンス頻度が高い難点があります。

・ガルバリウム鋼板

アルミ亜鉛合金メッキ鋼板とも呼び、軽量で耐震性が高い特徴があります。

また、熱反射率と耐熱性が高いので夏場の表面温度抑制としても効果的です。

デメリットとしてはデザイン性が高い反面、初期費用やメンテナンス費用が高い傾向があります。

・自然石粒付ガルバリウム

ジンカリウム鋼板とも呼ばれる屋根材です。表面に自然石が付着されていて雨音を吸収する働きをします。

軽量であることから耐震性にも優れているのが特徴的です。

ただし、断熱材がないので他の屋根材に比べて寒さと暑さが増します。

また、自然石が剥がれ落ちてしまう難点もあります。

・ステンレス

錆びにくい特性を持ったステンレスを主原料にしています。

そのため、塩害地域などでの使用が効果的ですが、高度な施工技術が必要なため、普及率が高くありません。

軽量で長持ちする特性があるものの、防音性が低く傷がつきやすい特徴があります。

・銅

お寺や神社などの屋根に多く使用されています。

日本の気候に最適で、重圧感のある自然色が特徴的です。

メンテナンス不要で加工性が高いのでデザイン性に優れています。

ただし、施工可能業者が少なく、高価です。

・アスファルトシングル

ガラス基材にアスファルトを浸透させて、表面に石粒を吹き付けた屋根材です。

バリエーション豊かで割れにくく錆びにくい特性があります。軽量なので耐震性も抜群です。

一方、強風による石粒の剥がれ落ちが懸念されます。

・トタン

鉄板を亜鉛メッキで覆った屋根材です。

継ぎ目が少ないことから雨漏りが少ない特性があります。

また、低コストで耐震性が高いです。

その反面、断熱性が低く、錆びやすいため小まめなメンテナンスが必要です。

・茅葺

イネ科の植物を使った屋根材です。

消防法と建築基準法によって新築住宅への使用は原則禁止されています。

昔からある既存宅や許可を得た建物には使用されていて、通気性、吸音性、保温性に優れています。

とにかく燃えやすいので火に弱いデメリットがあります。

まとめ

屋根の材質の種類についてお伝えしてきましたが、電翔は様々な材質の屋根のテレビアンテナ工事を行っています🔧

熟練技術により、各屋根材に最適な工事のご提案・施工が可能です💪

ぜひ、アンテナ工事は施工数豊富な電翔にお任せくださいませ😌

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